勝酒 -KatsuZake-

全国各地の地酒・日本酒を飲み、紹介するブログです。

旨みたっぷり!大七 純米 生もと

今週の一本
12月に入り、肌寒くなってきたので燗、冷どちらでもいける酒をチョイス

大七 純米 生もと


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いわゆる「燗にしてうまい酒」として有名な大七ですが
勿論、冷でも美味しいです。
口に入れた瞬間に広がる、米の旨み。
それでいて後に残らない、絶妙なキレ。

これから旬を迎える寒ブリの刺身なんかに合うんじゃないかと思います。
それから鍋にもピッタリですね。食中酒としてこの季節に外さない一本です。

SAKE COMPETITION 2015 「蔵元を囲む会」に参加してきました

お久しぶりになってしまいますが

はせがわ酒店が主催する「SAKE COMPETITION 2015」の入賞酒が飲める

「蔵元を囲む会」に参加してきました!

 


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出品酒リストはこちら

http://sakecompetition.com/wp/wp-content/uploads/2015/09/f0140e12971756734ec9a52d4916fde4.pdf

 

 

場所は東京プリンスホテル 鳳凰の間


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 なお今年の各部門、一位を獲得したお酒です


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【純米酒部門】
磯自慢 特別純米 雄町

【純米吟醸部門】
勝山 純米吟醸 献

【純米大吟醸部門】
会津中将 純米大吟醸 特醸酒

【Free Style部門】
五橋 極味伝心 生もと木桶造り 純米大吟醸

Free Styleの五橋は飲めなかったものの、それ以外の各部門銘柄は試飲出来ましたのでちょっぴり感想を

 

■磯自慢

入賞酒は特別純米の雄町ですが、今回の試飲出来たお酒はグレードがかなり高い「純米大吟醸 ブルーボトル」


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ブルーボトルは初めて飲みましたが、いやはや……その完成度の高さに感服。

バナナに近い磯自慢特有の吟醸香、喉を通り抜けた爽やかさの後にくる絶妙なキレ。

素晴らしいの一言です。

 

■勝山

今回の出品酒は大吟醸が多く

それらを堪能した後に飲んだこの勝山ですが


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大吟醸に全くひけをとらない透き通った味わい!

かつ、舌の上で微かに残る旨みが、数ある純米吟醸部門で頂点を獲るに相応しい完璧なバランスを演出しておりました。

ううむ、素晴らしい。

 

■会津中将

名だたる銘酒がひしめく純米大吟醸の部における頂点を獲ったお酒


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数ある銘酒から選ばれた理由を答えるのが難しいのですが

1つあげるとすれば、「キレ」だと思います。

心地よい、「ああ、ウマい日本酒だな」と思わせるキレ。

他にも沢山の素晴らしい純米大吟醸がある中で、このお酒は「丁度よい」キレがピンポイントだったかと思います。

 

 

という訳で、授賞酒の紹介は以上です。

 

他にも

開始早々に売り切れた十四代

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播州愛山の純米大吟醸 東洋美人

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来福 精米歩合8% 純米大吟醸

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一白水成 プレミアム

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鳳凰美田 純米大吟醸


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醸し人九平次 純米大吟醸 別誂


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挙げればキリがないほど飲みました(笑)

 

その中で、本日のMVPは

丸石謹製


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備前雄町 精米歩合48%のお酒ですが

香りと酸味、そして後味の非常にバランスがいい!

何杯でも飲みたくなるようなお酒でした。

連れの友人は、5杯おかわりしてました(笑)

失礼ながら知らない銘柄でしたので、かなり度肝を抜かれました。

 

いやあ、本当に充実した時間でした。

来年も楽しみにしてます。

関係者、蔵元の方々、本日はお疲れ様でした!

まぼろしの酒米!? あら玉 特別純米 改良信交

まぼろしの酒米

なんて謳い文句、飲みたくなっちゃいますよ(笑)

そんなキャッチコピーにつられて買ったのがこちら。
あら玉 特別純米 改良信交
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山形県・和田酒造のお酒で、精米歩合は60%
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で、その改良信交という酒米を調べてみたところ
どうやら美山錦や亀ノ尾の親戚にあたるそうです。
さらに稲穂の背が高く、育てるのが難しいとのこと。

お味はというと
米の甘みと旨さが前面に出てます!
どこか懐かしさも感じる味で、乾き物なんかをツマミにゆっくり飲みたいお酒ですね。

特徴的なラベルとネーミング!明鏡止水 m'13

ここ最近記事の更新が出来ず…反省。

さて、仕事帰りに寄った酒屋でついついラベル買いしてしまったのがこちら。
明鏡止水 純米大吟醸 m'13(エム・サーティーン)
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長野県の大澤酒造です。
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まずはそのラベルに惹かれます(笑)見た目がカッコいい!
日本酒らしくないお洒落なネーミングにも惹かれます。

お味の方は…
スッと喉を通り抜ける澄んだ味で、ほのかにマスカットに近い香りが鼻を通り抜けます。
精米歩合45%だけあって、キレイなお酒です!

なお明鏡止水はラベルのセンスがよく、見た目だけで飲んでみたくなるお酒が結構あるので注目ですね。

明鏡止水 純米吟醸 720ml

明鏡止水 純米吟醸 720ml

田酒の別ブランド、喜久泉 吟冠 吟醸造

田酒といえば、以前紹介した通りプレミア日本酒として有名です。

青森県 西田酒造が醸す、米の旨さを追及した日本酒として大人気ですが
その西田酒造が純米ではない別ブランドがこの喜久泉です。

喜久泉 吟冠吟醸造
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精米歩合は55%、醸造アルコールが添加されております。
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お味はというと、田酒と異なりとてもスッキリとした味わいですね。
ほのかな吟醸香、コク、キレのバランスがいい具合です!
そして何よりの特徴がお値段!なんと4合瓶で1,100円でした。
素晴らしいコストパフォーマンス!!!

どんな場面にも合う、オールマイティーな日本酒です。

お値打ち価格でも凄い!黒龍 吟醸「いっちょらい」

以前、プレミア酒の記事を書きましたが
その中で紹介した銘釀の一つが「黒龍」

その黒龍が、最近比較的手に入りやすくなっている気がします。

たまたま覗いた酒屋に置いてあり、迷わず購入したのが
黒龍 吟醸 いっちょらい
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精米歩合は55%で、純米ではなくアル添です。
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アル添、いわゆる醸造アルコールを添加しているお酒と聞くと
あまり良いイメージを抱かないかもしれませんが
最近のアル添酒は味のバランスがとても良いケースが多いので、決してマイナス要因とは限りません。
そして値段が非常に安い!4合瓶で1,000円台前半はお財布に優しい(笑)

で、肝心のお味ですが…

開栓した瞬間から広がる吟醸香!
元々、黒龍はキレのあるお酒というイメージがありましたが
非常に薫り高い!!
それでいてキレも良いので、とても飲みやすいです。
まさに「吟醸」らしいお酒!



また、黒龍の中には燗酒用の「九頭龍」というラベルもあります。
そっちも気になるなぁー!

贈答用に最適!?上喜元 純米大吟醸 一合瓶

日本酒を贈る
って結構難しいと思います(・・;)

なぜなら
・贈る相手がどれだけ飲むかわからない
・どんなに日本酒好きでも一升瓶を貰ったら持って帰るのが大変
・せっかく美味しい生酒を贈ったのに常温保存してる

などなど、考えれば考えるほど何を贈ればよいかわからず、ドツボにハマる気がします…

かくいう私も年始のお年賀選びで悩みに悩みましたが
結果的に選んだのがこちら
「上喜元 純米大吟醸 一合瓶」
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一合ながら純米大吟醸という、ネーミングで劣る事はないお酒です。
上喜元といえば、山形でここ数年人気のお酒。
お味も昔ながらの旨みを保ちつつ、適度な酸味と甘味があり、非常にバランスがとれてい ます。
(なお、酒米は公開されていないみたいです)

飲みきりサイズの大きさなので、贈答用にはピッタリかと思います。

ちなみにこのお酒、パレスホテル東京のはせがわ酒店限定とのこと。
気になった方は是非、リーズナブルなお値段で買えるので飲んでみてはいかがでしょう。